この本は、僕が仕事に早く取り掛かり、仕事をどんどん進めることができるきっかけになった本です。
これまでは、仕事にとりかかるのに時間がかかり、とりかかっても、手が止まってしまって進まないことに悩んでいたんですよね。
このままじゃだめだ!と思って、この本を購入しました。
多動力は、実業家としてばりばり働く堀江貴文さんが、ビジネスマンとして仕事を進めるためのエッセンスがつまった本です。
この本を読むことで、
- 仕事に一生懸命になれる、本質的な素養がわかる
- 仕事のスピードを上げるための方法がわかる
多動力を読んで、仕事に一生懸命になる方法を知っていきましょう。
一つのことにサルのようにハマれ
多動力とは、一つのことにハマり徹底的に掘り下げ、飽きればすぐ次へ移っていくことです。ハマり、飽きるためには、子供が持っている好奇心や集中力が必要なのだと、堀江さんは言います。
一方で、ノーベル賞をとるような研究者や医師、大学教授は、総じてバランスを欠いた変人であると、数々の対談を通して堀江さんは気づいたのだそうです。
しかし日本の教育は、子供ころ誰もが持っていた好奇心や集中力を失わせる「バランス教育」なのだそうです。「バランス教」にとらわれていたら、頭一つ抜きんでることなんてできません。
いろいろなことに手を出すのではなく、一つのことにハマってみましょう。何か一つのことを根っこまで掘り下げれば、ジャンルの真髄がわかり、どんなことにでも応用できるのです。
見切り発車は成功のもと
そして「準備にかける時間は無駄である。」と堀江さんは言います。堀江さんがホリエモン万博というイベントを計画したとき、多くの人が「経験がないから怖い」「準備期間がないから不安」という理由で辞退してしまったそう。
うまくいかなかったらどうするか、という心配をしていたら、計画が実を結ぶことは永遠にありません。大事なことは見切り発車でもいいから始めてみることなのだそうです。
完璧を目指して5年の準備期間を設けた企画より、不完全でもいいから一年に一回開催し、5年のトライ&エラーをした企画のほうがクオリティは高くなる、とこの本で書かれていますが、修正を繰り返すことでクオリティが上がるという点は、普段の仕事でも経験がありますよね。
仕事の速さはリズムで決まる
見切り発車で仕事に取り掛かったら、仕事のスピードを上げていきましょう。仕事のスピードは努力でなんとかするものではありません。仕事が遅い人は、リズムが悪いのだと堀江さんは言います。
例えば、資料をチェックしている途中で電話に出て、電話を切ったらまた最初から読み直して、という仕事をしていないでしょうか。
そんな仕事のしかただと、時間がいくらあっても足りなません。大切なのはリズムです。
電話をかけてくるような相手とは仕事をしない、無駄に長文の資料をだらだら読まない、極端ではありますが、このくらい徹底的にリズムを大切にする必要があるのだそうです。
リズムを止める要因を全部消し去り、障害物のないキレイなコースを走るつもりで仕事をこなしましょう。
まとめ
仕事に一生懸命になるために必要なことは、
- 一つのことにハマれ
- 見切り発車をしろ
- リズムを作れ
です。
仕事に没頭するには、自分の好奇心を頼りに仕事にハマり、未経験でも情報がなくても見切り発車で初めてみることが大事なんですね。また、仕事をしている最中で、スピードを落とす要因を排除することで、仕事がスムーズに進み、さらに一生懸命になっていけることでしょう。
いつも、作業の手がとまってしまう、取り掛かってもスピードが上がらない、と悩んでいるあなたにおすすめします。