長野県の北部、長野市の東側に位置する須坂市でも他の地域同様に訪問看護が行われています。
須坂市はどんなところ?
須坂市は人口5万人の町で県庁所在地の長野市まで車で20分程度と至近距離にあることから利便性の高い町です。
かつては製糸業で栄えた街で、現在も製糸業で使われた土蔵や建物が残っており、蔵が多いことから蔵の町としても知られています。
また、農業も盛んで、ぶどうやりんごを始めとして様々な果物が栽培されている町でもあります。
スーパーマーケットも多く、県内でも人口当たりの件数は非常に高い水準です。
このように利便性も高く、住みやすそうな町ではありますが、訪問看護を必要とする方も多く、高齢化も進んでいるのが現状です。
須坂市の中心部に近い墨坂エリアや動物園などがある臥竜エリアを中心に訪問看護が行われています。
須坂市の訪問看護とは
須坂市の訪問看護は市内に点在していますが、特に市役所や駅の近くに集中し、郊外にある訪問看護ステーションも県道近くの交通の便が良い場所にあります。
いずれも須坂市内の様々なエリアに訪問看護を行うのにアクセスのいい場所になっているほか、市内に県立看護学校もあるので看護師を目指す方も多い場所です。
こういった背景があることから、訪問看護を受けやすい、あるいは訪問看護ステーションを維持しやすい地域と言えます。
一般的に地方の中小規模の市は訪問看護などの福祉サービスがやや乏しい傾向にありますが、須坂市は隣接している長野市にも負けないくらいの訪問看護が充実した地域なのです。
もし、訪問看護が必要になったとしても須坂市に住んでいれば、かなり選択肢も多く、利用しやすい地域であることが分かるでしょう。