宮崎市は、宮崎県の南東部にある県庁所在地で人口は40万人近いのが特徴です。雨が多くスッキリしない天気が続きやすいことから、何となく気分がすぐれないといった方も少なくありません。そういった背景から心療内科も多く、市内でも複数のクリニックや病院が心療内科を標榜して診療に当たっています。今回は、宮崎市内の心療内科について紹介し、精神科との違いについても解説します。
宮崎市内の心療内科を紹介
宮﨑市内の心療内科は20施設以上の医療機関で標榜しています。城ヶ崎と隣接する中村と、北の小さな街の花ヶ島、江平がその中間に位置する県庁の置かれた上別府に別れている市街地に点在しているのが特徴です。中核市だけあり、宮崎県の県庁所在地でもある特徴から、県内でも最も充実した心療内科の診療体制が構築されているのも特徴です。
心療内科と精神科との違いは？
心療内科と精神科との違いは、対象となる疾患が大きな違いと言えます。心療内科は主に心身症やストレス関連疾患など身体症状が現れる疾患に対して治療が行われます。主に身体的な原因があって心に影響を及ぼし異常をきたした場合に診療を行っているのが特徴です。一方、精神科は一連の精神疾患を対象に行います。統合失調症やうつ病をはじめとする心の病気に対して診療をしているのが特徴です。もちろん、両者は医療機関という前提で一致しているため、心療内科の領域の疾患を精神科で、精神科の疾患を心療内科でといった標準的な治療を行うことは可能です。
心療内科が主に診療するストレス関連疾患とは？
ストレス関連疾患は、ストレスが原因で発生する気管支ぜんそくや過換気症候群、胃潰瘍や過敏性腸症候群、さらには高血圧や心筋梗塞といった循環器疾患が挙げられます。症状が進行した場合は呼吸器科や消化器科、循環器科と協力して疾患の改善を試みることも少なくありません。このような疾患を心療内科では主に診療対象としてストレス関連疾患に対する治療を行っているのが特徴です。