話すのが苦手な方は非常に多いのですが、テクニックを利用することで思った以上の成果を上げることができます。
話し上手になるというほどの劇的な変化はないものの、聞く相手が聞き取りやすくなるテクニックを5つ紹介していきまとめました。
話のテクニックを駆使する前の心構え
話のテクニックはいくらうまくとも、心が透けてしまうことがあります。
それは、相手に納得してもらおうとする心です。
こちらがスムーズに話そうということばかり考えてしまうと、つい相手のことがおざなりになってしまうことが多く、いくらテクニックを駆使しても自分のテクニックの披露に終始してしまいます。
これでは、相手に自分の意見を伝えること、つまり話すことの効果は得られません。
あくまで相手を納得させるように話す。
これがテクニックを駆使する前の心構えです。
話のテクニック5選
心構えができたところで5つのテクニックを紹介します。
それは、ポジティブな一言を添える、褒められたら素直に喜ぶ、話す時は数字を出す、結論から始めて結論で終える、そして2者択一の質問をするということです。
まずポジティブな一言は、相手を動かす原動力や聞いてくれる姿勢を持たせます。
すべてに利用できるわけではありませんが、こういった言葉を一言沿えるだけでも印象が異なります。
https://tabi-labo.com/153186/21-positive-words
例えば、「~してくれ。ありがとう。」といった形で加えると良いかもしれません。
話す時は数字を出すのもおすすめです。
いつも、普通くらいでいいよ、あるいは夕方くらいに帰社しますといった言い回しをしていないでしょうか。
あいまいな言い回しは、相手に伝わりにくく、信頼が低下するというネガティブな影響すら生じます。
「いつも通り500㏄基剤を入れて下さい」、「16時に帰社します」といった言い回しにした方が、相手の予定や仕事の精度も上がるので意識して使うのが良いといえるでしょう。
結論から始めて結論から言うというのは、ビジネスの場で意思伝達するのに便利です。
例えば、回りくどい言い回しより、「この仕事をさせていただきたいと思います。理由は○○で、こういったことから仕事を任せて下さい。」といった起承転結を意識せずに結起承結というような感じで話すのも良いでしょう。
2者択一の質問も相手との会話がスムーズになります。
A案とB案のどちらを選べばいいでしょうか、といった質問をします。
それに間接的に自分がA案が良いと思っているのであれば、A案とA’案のどちらが良いでしょうかというように故意に自分よりの意見を提示するのもテクニックです。
まとめ
会話は心だという方がいます。
確かにそれは否定しませんが、多忙を極める昨今のビジネスシーンでは、十分に届かないケースがあるのも否定できません。
そんな時、その心をよりスムーズに伝えるための手段として、今回紹介したテクニックを利用してみてはいかがでしょうか。
きっと今まで以上に心が響き渡ることでしょう。
今回紹介したテクニックは今からでも実践できるものばかりです。
気軽にできるテクニックを厳選してみたので是非利用してみて下さい。