あってはならないことが起きている現実
絶対にあってはならないことですが、障害を持っているという理由だけで保育を拒否された話はあります。残念ながら、1つ2つでは収まりません。おそらく表に出ていない部分もあるでしょう。
そこで利用したいのが、児童発達支援です。児童発達支であれば、障害を理由に入所を断れることはありません。むしろ「ウェルカム」と、歓迎してくれるでしょう。
保育を断る理由は?
何度も申し上げますが、いかなる理由があっても差別は許されません。本来は障害を持っていたとしても、差別をせずに受け入れるべきです。しかし中には、差別以外の理由で断る場合もあるのです。対処ができないのです。
障害を持っている児童の保育は、他の児童とは違います。専門的なカリキュラムを組んだ上で保育に取り組まなければならないのですが、保育士にそこまでの余裕がないのが現状です。そもそも人手不足になっており、通常業務ですらままならない状態。保育をしたくても、できなくなってしまっています。
児童発達支援について
そこで児童発達支援です。児童発達支援では、専門的な資格を持つスタッフが対応。利用児童に合わせて支援計画をたてて、子供のサポートにあたります。保育士だけではなく、語学聴覚士や理学療法士が在籍している場合もございます。
受け入れ体制が万全に整っているため、障害を理由に断られることはありません。鳥栖市にも児童発達支援施設があるので、役所に問い合わせてみることをおすすめします。
情報収集から
子育てはかなり大変な仕事です。1人でどうにかできるほど、甘いものではないのです。保育園に預けることそのものが難しい時代になっているものの、サポート体制は充実しています。サポートは国だけではなく、おすまいの自治体も積極的に対応。
もし子育てになにか悩みがあるのなら、サポートを受けてみることを強くおすすめします。まずは情報収集。ネットからでも構いませんが、役所に直接赴いて問い合わせるだけでもしてみてはいかがでしょうか。第一歩の行動は、明るい未来への道標なのです。