療育センターとは?
療育センターとは、療育の必要がある子供に対し指導や訓練などを行うところです。
発達の遅れが見られたり、言語や聴覚に障害があったりする場合など、療育を利用する理由はひとによってさまざまです。
療育センターと一言で言っても、その明確な定義があるわけではありません。
療育を幅広く行うところという意味で、その名称を使っているところが多いと思われます。
また療育というと、療育手帳を持っていないと利用できないと思われるかもしれませんが、そうではない施設も多くあります。
障害児の通所支援や、あるいは入所支援を行っている療養センターが多いようです。
通所支援の中身としては、障害を持った子供が幼稚園の年齢で通うことができる児童発達支援センターの役割や、小学生以上の児童生徒が通える放課後等
デイサービスも一緒に行っていることも少なくありません。
その地域の療育や発達支援に関して、総括的な役割を担っている機関であることもあります。
近くの療育センターがどのようなサービスを行っているのか、チェックしておきましょう。
療育センターは横浜にある?通うための手続きは?
横浜には地域療育センターがあります。
横浜の地域療育センターでは、生まれてから小学校卒業前までの障害を持った子供の、療育についての相談や実際の治療および指導を行っています。
これは神奈川区、南区、港南区など市内9か所に設けられているもので、神奈川区のセンターでは神奈川区と鶴見区、南区のセンターでは西区・中区・南区など、
それぞれによって担当する行政区が分かれています。
そのため、お住まいの区を担当する療育センターで、療育を受けることができるでしょう。
横浜で療育センターを利用するためには、入所申込みの手続きが必要となります。
まずは入所を希望する療育センターへ、または区の福祉担当窓口へ問い合わせをしてみましょう。
見学や体験入所を行っている施設がほとんどですので、まずはそうした段階を踏んでから入所の手続きができると、安心だと思います。