受験がきっかけとなった悲劇
受験は絶対に失敗は許されない、プレッシャーがかかるものです。志望校に落ちてしまったら、別の学校を受ける選択肢はあります。しかし、こだわりがあまりにも強い人となると「他の学校へ受ける」という選択肢を考える余裕はありません。結果、とんでもない事件を巻き起こしかねないのです。
滋賀県で母親に手をかけた女性。ドラマの台座にもなり社会的にも問題になった20歳の男性。幼稚園受験をめぐる事件。全て「受験」が絡んでいます。変な方向に向いてしまうと、人の命を脅かすほどになってしまうのです。
子供のためじゃなくて親のための受験になっていませんか?
子供のためにと、良い学校に入ってほしいという気持ちはわかります。高い学歴があれば、将来的に困ることもないでしょう。しかし子供のためにと思いエスカレートしてしまうと、冒頭で述べたようなことになりかねません。事件は、他人事ではないのです。
多くの親達は、自分が子供を苦しめていると思っていません。子供の将来のために、献身的になっていると思いこんでいるのです。
あえて何もしない
受験を控えている子供をサポートする1番の方法は、敢えて何もしないことかもしれません。子供は親が思っているよりもたくましく、何か起きても冷静に対処できるだけの能力はあります。そして子供から「SOS」が出れば、精一杯助け舟を出すことでしょう。
助け舟を出す方法は、子供の話を聞くことです。子供が「お茶がほしい」と言えば、お茶を出してあげて下さい。「当たり前」と思われるでしょうが、なぜかお茶ではなくお酒をあげてしまっている親が多いのです。
塾に行くのを考えているのなら
塾に行かせようと、考えている方も多いと思います。もし塾に行くのなら、篠ノ井にある塾のように子供第一に考えている所が良いかもしれません。地域密着型の塾だからこそ、生徒1人1人によりそった勉強ができるようになります。
大手塾も悪くないものの、大手塾は勉強「だけ」を教える場です。余計に子供を追い詰めるだけなので、正直あまりおすすめはできません。子供の成長が何よりも重要なのです。