この本を読んだきっかけは、妻が購入していて家の本棚にあったことです。
漫画で読みやすそうと思い、試しに読んでみたら、とても良書でした。
元キャリアウーマンの妻もお気に入りのビジネス本だったようです。
実は私は出世をして役職がつくようになり、部下と接する機会が増えたものの、彼らとどういうコミュニケーションをとったらいいのかわからず悩んでいたので、この本を読み進めることにしました。
だからこそ、コミュニケーションに悩んでいる人には、かなりオススメなビジネス本です。
漫画だからとにかく読みやすい
普通のビジネス本というと、とにかく文字が多くて字が小さい!というのが基本のスタイルですよね。
でも、このビジネス本は違います。
表紙からもわかるように漫画の後に解説文がついてくるタイプのビジネス本なのです。
だからこそ、仕事で疲れているけどもスキル高めたい!という時には、かなり使えます。
私は、外で仕事を頑張る分、家ではグータラしたいタイプ。
そんな私だからこそ、家では気楽にビジネス本を読みたかったのです。
この本は、気楽に学べるから頭が痛くならなくていい!なんて絶賛したくなりました。
読むだけじゃなく、トレーニングが大事
この本では、ただ漫画を読むだけではなく、雑談トレーニングが各項目で出てきます。
トレーニングの中には、すぐに使えるテクニックばかりが出てくるので読んでいて面白いです。
例えば、マイナス言葉をプラス言葉に変えるテクニックなどがあります。
「~できない」を「~ならできる」に言い変えたり、「~は違う」を「~とも言えるよね」と言い変えるテクニックです。
マイナス言葉をプラス言葉に置き換えて伝えるだけで、相手が自分に抱く印象はずいぶん変わってくるはずですよね。
このような実践トレーニングが、各項目、解説として全てについてきます。
ただインプットするだけでなく、すぐに実践で使えるテクニックがあるので、読んだ後に確実に自分の力になってくる所が、この本の最大の魅力かもしれません。
まとめ
インプットからアウトプットまでを網羅したビジネス本「雑談力トレーニングで話はうまくなる」。
ビジネス本が苦手と言う人でも、この本なら抵抗なくスラスラと、その日のうちに読み終えることが出来てしまうと思います。
若い人も読みやすいですが、オススメは中堅のビジネスマンです。
上司と部下の板挟みで苦しんでいる人も、この本で雑談力を学べば、職場のコミュニケーションも取りやすくなると思います。
仕事の基本となる雑談力を、この本でぜひ極めてみてはいかがでしょうか。