2000年代初頭の頃からブームが起き、広く知れわたったデトックスが、腸活でも再び注目されています。
そんな中、3~4年ほど前から健康について少しずつ意識し始めたことをきっかけに、デトックスのことを調べてみました。
お金をかけずにデトックスする方法がないか、調べてみたくなりました。
体内に溜まった毒素を排出する要は便や腸
日常の食事や呼吸などによって、無意識に毒素を貯め込んでいます。
老廃物や有害ミネラル、有害化学物質などの種類がある毒素には、尿素や水銀、鉛、ダイオキシンなどがあります。
「detoxification(解毒)」と、いう意味のデトックスは、体内に溜まった毒素を体外に排出することです。
便75%、尿20%、汗3%ほど、排泄機能を使うと最も効果的に体内から老廃物が排出される要は、便や腸です。
毒素の排出におすすめの食材
毒素の排出を促す、吸収し難くする、無毒化を助ける作用がある食材は、りんごやゴボウ、きのこ類、長ネギ、玉ねぎ、にんにく、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、大根などがあります。
デトックスによるメリット
血行や新陳代謝、腸の状態に加え、肌の調子が改善されるなど、デトックスによって得られるメリットが多くあります。
また、おへその高さの腹囲が男性85㎝、女性90㎝以上のうえ、血圧や血糖などの基準値から外れるとメタボリックシンドロームと診断されます。
しかし、デトックスによって、太り難い体になります。
さらに、女性に多い冷え性のほか、むくみや肩こりが解消されるうえ、自律神経が整えられイライラが抑制されます。
簡単にできるデトックス方法
リンパの流れをよくするため、鎖骨付近に続き、足のつま先、膝、太もも、股関節に温かいシャワーをゆっくりあてます。
その後、手の指先、肘、わきの下にシャワーをゆっくりあてます。
最後にお腹を刺激するため、おへそを中心に時計回りにシャワーをゆっくりあてます。
38~40℃のお湯に腰まで20分間浸かると、血液の流れがよくなるうえ、新陳代謝も高まり、多くの汗と一緒に体内の老廃物が排出されます。
1日の水分摂取量の目安は、食事1?、飲み物1.5 ?の合計2.5 ?とされ、しっかり水を飲み利尿作用を促し、老廃物や毒素を排出したいものです。
寝汗をかき体温を下げ深い眠りに入るため、脱水を防ぐために、就寝前の水分補給が必要です。
胃腸のぜん動運動を促し、便意を誘発させるために起床後の水分補給が必要です。
発汗を促進させ脱水を防ぐことに加え、肝臓への血流の増加によって利尿作用が高まるため、入浴前の水分補給が必要です。
入浴によって体内の水分が不足してしまうと、濃縮された血液によって血管が詰まりやすくなるため、入浴後の水分補給が必要です。
まとめ
日常の飲酒や、大好きなとんかつに代表される脂質の多い食事など、食生活や健康診断の結果などから健康について不安を感じることが多くなってきました。
不安を解消し健康に過ごすために、デトックスについて調べてみると、普段の生活の中に健康を意識しながら意外に簡単に取り組めることがありました。
体調不良のとき、胃腸の状態を気にしがちでしたが、デトックスには毒素を分解し排出する働きがある肝臓を意識する必要があることがわかりました。
肝臓に負担をかけないことや健康維持のためにも、飲酒や脂質の多い食事を控えるなど、食生活を見直し肝臓を労りたいものです。