クレーンのような大きい機械で作業する際は、危険がつきまといます。
ですが、正しい知識を得ることで危険を回避することができるかもしれないのです。
クレーンに講習って必要?
クレーン作業を行うには、講習や資格を受ける必要があります。
また、扱うクレーンの大きさや種類によっては免許が要りますので気をつけましょう。
クレーン作業は大きな機械を扱うため、一つ間違えれば命に関わります。
資格を持っていないのに、同じように作業を行おうとして死亡災害が発生している事例もあります。講習や実技の練習が行われる意味を今一度考えて、必要ならば受けるようにしましょう。
クレーン資格の種類
クレーンの資格には大きく分けて3種類あります。
1つ目は、「免許」です。免許にもいくつか種類がありますが、都道府県や厚生労働大臣が指定した機関で免許試験を行い、その結果能力を有すると判断されると免許証を得ることができます。
2つ目は、「技能講習」です。
実際にクレーンを操縦するための力をつけます。定期的に登録教習機関の支部で実施されているため、茨城なら茨城の社団法人日本クレーン協会で調べてみると良いでしょう。
3つ目は、「特別教育」です。
決められた重さ未満のクレーンを運転したり、玉掛けの業務をする際の安全教育です。事業者から申請されることで実施されます。
県ごとに変わりますが、例えば茨城でクレーン講習の情報を得る際には、「一般社団法人 日本クレーン協会 茨城支部」のホームページを確認すると良いでしょう。
申し込みは、次のような流れになります。
電話で仮予約をした後に、「申請書」を郵送で提出します。「受講料」は銀行での振り込みのみ対応しています。申請書と入金の確認ができると、受講票等が送付されます。
受講者が規定人数に達しないと、開催されない可能性もありますので、しっかりと情報を確認しましょう。